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車を売却するときの流れとは?車を高く売るポイントや注意点も解説

車を売却するときは、買取業者に依頼して買い取ってもらうことになりますが、その際にはいくつか踏むべきステップがあります。このステップは店によって大きな差はないので、査定前後に売却の流れや、必要な書類について把握しておいたほうが安心でしょう。その上で、車が少しでも高く売れるような準備をしておきたいところです。

この記事では、車の売却の流れと車を高く売るためのポイントのほか、売却時の注意点などについて解説します。

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車の売却の流れ

車を売却する際には、いくつかのステップがあります。まずは、車の売却における代表的な流れについて解説します。

1. 車の買取相場を調べる

まずは、車の買取相場を調べましょう。車の大まかな買取相場を調べるには、インターネットの査定シミュレーションの利用が挙げられます。

2. 複数の買取業者へ査定を依頼する

愛車の買取相場を把握し、さらに詳細な買取価格を知りたい場合には、複数の買取業者に査定を依頼しましょう。

査定依頼には、大きく分けて2つの方法があります。1つは買取専門店などに車を持ち込み、査定を依頼する方法。もう1つはインターネットの車買取一括査定サービスを利用して、同時に複数の買取業者に査定依頼をする方法です。いずれも基本的に、査定は無料で行ってくれます。

なお、店舗ではなく、自宅などの指定場所にて出張して査定を行ってくれる買取業者もあります。

ちなみに、カーディーラーでも査定は可能ですが、カーディーラーや販売店に下取りに出した場合、査定額が買取業者の査定額に比べて低くなるケースがあります。仮に下取り価格が高くても、代わりに新しく購入する車の値引き額が抑えられる場合もあるので注意が必要です。

3. 見積もりを見て決める

複数の買取業者に査定依頼をして、各社の見積もりを比較・検討します。査定額を口頭で聞くだけだとトラブルの原因となるので、必ず文字で記した見積書をメールなどで受け取ってください。見積もりを形として残る「紙」で受け取っておくと、なお安心です。

各社の買取価格の金額提示にルールはありません。取引費用や名義変更費用、傷や凹み・修理歴が後から気づいた場合の減額などが、どのようなシステムになっているのか確認した上で各社を比較する必要があります。

提示された価格の一番高かったところに買取をお願いしたら、契約の段階であれこれ言われ結局他の会社と変わらなかったということもあるようです。また、業者により車両と名義変更書類を引き渡してから入金までの日数にも違いがありますので確認が必要です。なかなか入金されないと心配になりますよね。

納得がいく査定額を出した買取業者を売却先として決めて、売却の意思を伝えましょう。

4. 必要書類を準備する

車を売却するには、いくつかの書類や実印などが必要です。車の売却に必要な書類は、下記のとおりです。

■車の売却に必要な書類

書類名 目的
自動車検査証(車検証) 車両の名義人や車検残などを確認するため
自賠責保険証明書 自賠責保険を解約する際に必要
自動車税(種別割)納税証明書 売却車の自動車税(種別割)納付を証明するため
リサイクル券 車の購入時にリサイクル料金を預託したことを証明するため
委任状・譲渡証明書 買取業者が名義変更手続きを行うため
印鑑登録証明書 買取業者が名義変更手続きを行うため
※発行日から1ヶ月以内のものが普通車売却には望ましい
自動車検査証記入申請書 買取業者が軽自動車の名義変更手続きを行うため
振込先情報 買取業者が車の買取金額の入金をするため

このほか、普通車の場合は印鑑登録された実印、軽自動車の場合は認印が必要です。車検証に記載されている名義や住所が現名義・現住所と異なる場合は、戸籍謄本や住民票の写しを求められることがあります。

5. 売却手続きをする

売却手続きは、買取業者に必要書類を手渡し、内容を確認の上、サインや押印を行います。書類はきちんと準備して買取業者に渡せば、行政との手続きなどはすべて買取業者が代行してくれます。

書類に抜けや漏れがあった場合はあらためて準備して、後日、買取業者に手渡してください。

6. 車を売却先に引き渡す

書類の手続き完了後、車を買取業者に引き渡します。注意したいのは、カーナビに登録した自宅住所や目的地などの履歴が残ったままになっていることです。必ず消去しておいてください。

また、ETCカードや車内のポケットやグローブボックス、トランクルームに私物を置き忘れたままにしないようにしましょう。

7. 売却金の受け取りあるいは振込先口座への入金を確認する

車の売却後には、売却金を店舗で直接受け取るか、振込先口座への入金を確認してください。入金は数日から1週間程度で行われることが一般的です。振込予定期日を過ぎても入金がないこともまれにあるので、その際には買取業者に確認しましょう。

売却金の受け取り、あるいは振込先への入金が確認できたら、車の売却は完了です。

車を高く売るためのポイント

車を少しでも高く売却するには、査定の前にどのようなことをしたらいいのでしょうか。ここでは、車を高く売るためのポイントをご紹介します。

あらかじめ洗車・掃除をしておく

車の査定前にボディを洗車し、室内を掃除してキレイにしておきましょう。洗車をしたり、カーワックスをかけたりといったことは、査定額に直接影響はないものの、「きちんとメンテナンスされている車だ」と、査定士の印象が良くなる可能性があるからです。

なお、車のボディの細かな傷や凹みは、査定には大きな影響がないとされています。大きな傷や凹みは査定に影響を及ぼすものの、査定前に慌てて修理をする必要はありません。修理をしても査定額がその分は上がらず、結果として損をする可能性があります。

車の記録簿などの書類などを用意する

定期点検整備記録簿(記録簿)は、車を法定点検に出し、点検結果と整備の概要を記録、保存した書類です。整備履歴が記載されているため、車の査定時には重要です。

また、車の購入時に受け取った取扱説明書やスペアキー、メーカー保証書なども確認・準備し、査定時にチェックしてもらいましょう。

取り外した純正品を準備する

ホイールやカーナビ、オーディオなどの部品・装備を純正品から社外品に交換し、取り外した純正品を保有している場合は、査定の際に準備しておきましょう。なぜなら、純正品を持っていることで、査定額がアップする可能性があるからです。

ただし、査定前に純正品に交換して、無理にオリジナルの状態に戻しておく必要はありません。

複数の査定額を比べる

車の査定時には、必ず複数の買取業者に査定してもらい、査定額が記載された見積もりを比較しましょう。最初に連絡をしてきた買取業者に決めがちですが、複数の査定額や買取条件を比べ、信頼できて好条件で買い取ってくれる買取業者を選ぶことをおすすめします。

査定だけ依頼しても大丈夫?

車を売却するつもりがなくても、もし売却したらいくらになるのか、買取価格だけでも知りたい人はいることでしょう。この場合、査定だけ依頼してもいいのでしょうか。

結論からいうと、査定だけを依頼してもまったく問題はありません。最初に「すぐには売却する意思がない」とだけ伝えて、査定を依頼してみてください。

車の査定については、下記の記事もご覧ください。

車の売却時の注意点

車を売却する際には、いくつか気をつけたいポイントがあります。ここでは、車の売却時の注意点について解説します。

信用できる買取業者に売却する

車の売却は、信用できる買取業者にて行ってください。インターネットの一括査定サービスを依頼すると、さまざまな買取業者が連絡してきますが、中には買取相場よりも大幅に低い査定額を提示してくる業者がいます。また、手数料と称して後で査定額から減額したりする悪質な業者もいますので、気をつけましょう。

事故歴や修復歴は正直に伝える

車で事故を起こした「事故歴」や、車のフレームなど重要な部分を修理・交換した「修復歴」がある場合は、査定時に必ず伝えましょう。

事故歴や修復歴を隠して高額査定を得ようとしても、専門家である査定士には必ずわかってしまうからです。査定士に悪い印象を持たれないようにするためにも、査定の際には正直に申告してください。

ローンの所有権や返済状況について確認する

車をオートローンで購入した場合は、売却時に確認すべきポイントがあります。

1つは所有者です。オートローンで購入した場合、車検証上の所有者はローン会社やカーディーラーになっていることが多く、使用者が勝手に売却できないのが一般的です。そのため、売却時にはローンを完済した上で、「所有権の解除」を申請する必要があります。

もう1つは、ローンの返済額です。ローンの残りの返済額が査定額を上回っている場合、ローン会社などに追い金を支払わなければならないので、注意が必要です。

自動車税(種別割)の納付状況について確認する

自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点の車の持ち主に課される税金です。自動車税(種別割)の納税通知書が5月頃に届き、5月末までに納付するのが一般的です。

この自動車税(種別割)を納めていないと、納税証明書が受け取れないため、買取業者の査定は受けられても、買い取ってもらえない可能性があります。自動車税(種別割)をきちんと納めているかどうか、売却前に確認をしておきたいところです。

なお、3月31日以前に車を売却すると、翌年度の自動車税(種別割)の納付を行う必要はありません。

売却手続き後はキャンセルしない

車の売却手続きを終えた後にキャンセルすると、トラブルの原因になったり、キャンセル料が発生したりする可能性があるので注意してください。

キャンセルする可能性がある場合は、キャンセル料の有無や発生時期を確認しておくとともに、必要書類を手渡す前にキャンセルするようにしましょう。

車の売却はオートバックスカーズの車買取を利用しよう

車を売却する際には、必要な書類を用意したり、複数の買取業者に査定を依頼したりする必要があります。愛車を少しでも高く買い取ってもらえるようにしつつ、売却時のトラブルに巻き込まれないように、信頼できる買取業者を選ぶようにしましょう。

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またオートバックスカーズの車買取は、特許取得の査定システム「査定Dr.」で査定を行い、買取見積を書面で発行します。さらに、じっくりと廃却の検討をしていただくために、査定価格を5日間保証しております。車の買い取りをご検討の際は、ぜひオートバックスカーズの車買取をご利用ください。

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